お役立ち情報
2023.05.29
保険業界に革新をもたらすeKYC導入、顧客満足度向上の鍵
保険業界におけるKYCの現状と課題
保険会社では、犯罪収益移転防止法に基づき、顧客の本人確認や取引記録の保存が求められています。しかし、現行のKYC手続きにはいくつかの課題が存在しており、顧客満足度の低下が懸念されています。
主な課題としては、煩雑な手続きや提出書類が挙げられ、これにより時間がかかることが顧客のストレスとなっています。また、オフラインを前提とした対面や郵送による確認作業は、多くの時間がかかります。さらに、郵送や電話対応などの事務処理にはコストがかかり、保険会社にとっても負担となります。
保険業界におけるeKYCの活用とは
保険業界における、eKYC(電子本人確認)の導入では、以下の業務などで効果が見込まれています。
●保険契約の締結
eKYCの活用により、顧客はオンライン上で本人確認を行い、必要書類をアップロードすることができます。これによって、手続きの煩雑さが軽減され、契約締結までの時間が短縮されることが期待されています。また、営業職の方がご対応される場合、本人確認の手続きはeKYCツールを用いることで、ペーパーレス化に対応することもできます。
●契約者貸し付け
オンラインでの本人確認や書類提出が可能となり、顧客は迅速に貸し付けを受けることができます。保険会社も迅速な審査ができ、効率的な業務運営が可能になります。
●満期保険金・解約返戻金・年金の支払い
eKYCを活用することで、オンライン上で本人確認や必要書類の提出ができます。これにより、顧客はスムーズに支払い手続きを行え、保険会社も迅速な対応が可能となります。
●契約者変更
契約者変更の際も、eKYCを利用することでオンラインでの本人確認が可能になります。これにより、手続きの煩雑さが軽減され、顧客満足度が向上するとともに、保険会社の業務効率が向上します。
TMJは、本人確認の分野でトップクラスの実績を誇るTRUSTDOCK社との協業を強化
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【記事監修者】
株式会社TRUSTDOCK
Verification事業部セールスグループ マネージャー
田崎 十悟様