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2023.05.23

<保険会社様向け>業務委託?それとも派遣?それぞれの違いと向いている業務をご紹介

<保険会社様向け>業務委託?それとも派遣?それぞれの違いと向いている業務をご紹介

「派遣から業務委託への切り替えを検討しているのだけど、どういったことを整理する必要がありますか?」

「派遣と委託って、なんとなくは分かっているのだけれど・・・」など、業務委託と派遣の違いについてご質問をよくいただきます。

そこで、今回は業務委託と派遣の違いはもちろん、それぞれに向いている業務を保険会社でよくある業務を中心にご紹介します。


業務委託と派遣の違い

ここでは業務委託と派遣の特徴とそれぞれの違いについて解説します。

①報酬が発生するポイント

業務委託では、成果物の納品や業務の実施に対して報酬が発生します。

派遣では、業務を実施した時間に対して報酬が発生します。

②指揮命令系統

業務委託では、委託会社が受託会社に業務を委託し、受託会社が従業員に業務の指示を行います。
成果物や業務の実施に対して報酬が支払われるため、業務コントロールや従業員への教育・育成などそこに至るまでのプロセスは受託会社に委ねられており、委託会社は関わることはできません。

派遣では、派遣された社員が派遣元の会社と雇用契約を締結し、派遣先企業にて業務を実施します。
そして、派遣先企業が派遣社員に業務指示をします。派遣社員が業務を実施した時間に対して報酬が発生するため、派遣先企業は時間を有効的に使い、業務コントロール、教育・育成を行う必要があります。

業務委託と派遣の違いをより詳しく知りたい方は
こちら>>
【企業向け】業務委託と派遣の違いとは?それぞれに最適な業務や気を付けるべきポイント

業務委託が向いている業務

業務委託が向いている業務

業務委託では、業務量が多く定型化された業務や自社社員が対応する優先度が低い業務での活用が向いている傾向にあります。 

一方で難易度が高く、専門知識が必要で委託が難しそうな業務でも、マニュアル化・ルール化により業務委託を実現できるケースもあります。 ここでは、具体的に業務委託に向いている5つのケースをご紹介します。

①時期によって業務量の変動が大きい業務

業務委託では納品物や業務の実施に応じて費用が発生するため、繁忙期と閑散期の業務量の差が大きい業務の活用に最適です。 

たとえば、

  • 特定の時期(2月~4月など)に繁忙期が来る、自動車保険の事務業務
  • 夏場の故障などで受付対応が増加する、新種保険のお問い合わせ受付対応業務

など、業務委託することで自社の社員への負荷を抑えながら、安定したサービスをお客様へ届けることができます。

自社で行ったり、派遣を活用したりする場合、固定費となりますが、業務委託を活用することで変動費化でき、業務量に合わせて費用を抑えることができます。

②事前の想定が難しい、緊急や臨時で対応が必要となる業務

台風などの自然災害や、漏洩事故などによる予期せぬ入電増加など、緊急や臨時で受電体制を組む必要がある場合、

  • 短期間で人員の確保
  • オペレーターの研修・育成
  • マニュアルの整備やルールの設定
  • 受け入れ場所や設備の準備

など短時間で多くの対応を自社でする必要があります。

業務委託であれば、立ち上げのノウハウや経験をもった委託会社に任せることができるため、自社の負荷を最小限にとどめながら効率的な業務実施が可能です。

TMJが保険会社様と取り組んだ、臨時立ち上げの事例は
こちら>>
自然災害(台風)による保険金請求など受付窓口を即時立ち上げ

③新規事業の立ち上げなど、自社で前例のない業務

コンタクトセンターの新規立ち上げなど、専門性や経験を必要としながら、スピーディーな業務実施も求められる業務には業務委託が適しています。

社内に負荷をかけることなく、オペレーションの改善を進めることができます。

たとえば、

  • テレマティクス(※)関連のテクニカルサポート業務(サービス利用時時のお問い合わせ受付対応業務)
  • マイページのヘルプデスク業務

など過去に自社で対応した経験がない業務でもBPOなど専門性を持つ企業に委託することでスムーズな立上げをすることができます。

TMJでは、保険会社様に特化した、生命保険業界向けBPOサービス損害保険業界向けBPOサービスを提供しています。

※テレマティクス:「通信を意味する、テレコミュニケーション(Telecommunication)」と「情報学を意味する、インフォマティックス(Informatics)(情報工学)」を組み合わせた造語。車などの移動体にドライブレコーダーなどの移動体通信システムを設置してリアルタイムで情報を提供するサービス。

④社内リソースが不足し、社内での実施が難しい業務

社内スペース、パソコン、受電設備など、必要な設備の準備が難しい場合も業務委託は向いています。

社内のリソースが不足し、社内スペース・パソコン・受電設備など、業務に必要な設備の準備が難しいケースも業務委託が最適です。外部へ業務を出することで、現状の社内リソースを圧迫せずに新たな業務に対応することができます。

また、緊急対応時に、備えて、社内リソースを確保しておきたいというケースにも業務委託は最適です。

⑤自社拠点で運営をしたい業務

セキュリティの観点などで業務を自社拠点で運営したいケースにも業務委託が向いています。

業務委託では、実施場所で2つのケースがあります。

クライアント様拠点で委託運営する場合と、TMJの拠点内で委託運営する場合です。どちらも業務の遂行はTMJ管理者が監督します。

  • お客様情報の取り扱いが多く、セキュリティ観点で自社環境での業務実施が必要
  • 業務難易度が高く、業務の立ち上げに不安があり、自社社員のサポートが必要となる
  • TMJの拠点で実施するほど業務量が多くない

などの場合は、自社拠点を活用した業務委託を検討されるのもよいでしょう。

詳しくは、こちら>>保険会社にメリットが大きい、「自社内拠点での業務委託」という選択肢

派遣が向いている業務

派遣

一方で、業務委託より派遣が向いている業務もあります。ここでは、具体的に派遣に向いている4つのケースをご紹介します。 

①少人数でも対応ができる業務

大人数は必要ないが、人手が足りておらず、少人数でも業務を依頼したいケースには向いています。

業務委託では、受託企業が業務指示を出しますが、派遣では派遣先企業が指示を出すため、派遣先企業の状況に合わせて業務を依頼したい場合に派遣は最適です。

②イレギュラーが多く、マニュアル化が難しい業務

現場の社員が直接指示を出す必要が出てくる業務は派遣が最適です。イレギュラーが発生しやすく、多くの判断を必要とする業務はマニュアル化が難しい傾向にあります。そこで、派遣の特性を活かして現場社員が直接指示を出すことで業務をスムーズに進めることができます。

業務委託の場合、委託会社が受託会社の従業員に指示を出すことは偽装請負と見なされる可能性があるため、派遣が向いています。

③業務上、許認可を受けた企業でないとできない業務

業法で許認可を受けた企業でないとできない業務は派遣が向いている傾向にあります。

たとえば、保険募集人資格が必要となる業務は、委託会社と自社の法務またはコンプライアンス担当者に業務実施が可能か確認しておく必要があります。双方で業務実施が可能とならない場合、委託契約にて業務を実施することはできません。また、実施が可能な場合にも手続きに時間がかかる場合もあるため、早めの確認が必要です。

一方、資格保有者に業務を実施していただく形の派遣契約であれば、業務の実施が可能です。

④チーム単位で業務を依頼したい業務

派遣には、一般派遣スタッフに管理者も含めたチーム単位で派遣する「ユニット派遣(チーム派遣)」があります。

ユニット派遣の管理者がスタッフを管理し、指示を出すため、スタッフの育成やフォローを含めた細かな業務を委ね、自社の負荷を軽減しながら優先度が高いコア業務に集中することができます。また、業務委託と異なり、必要に応じて直接スタッフにも指示を出すことができるため、柔軟な業務運用が可能です。

業務委託を実施する上での注意点

業務委託を実施するうえで、最も注意が必要なのが「偽装請負」です。

委託会社が受託会社の従業員に指示を出すことは偽装請負とみなされ、禁止されています。

詳しくは、こちら>>【企業向け】業務委託と派遣の違いとは?それぞれに最適な業務や気を付けるべきポイント

自社の保険業務に合わせたアウトソーシングの選択を

自社の保険業務に合わせたアウトソーシングの選択を

企業によって最適なアウトソーシングの形は異なります。業務委託や派遣の活用を通して、業務効率化や生産性向上、さらには収益アップにつなげることができます。TMJでは、保険会社様向けに生命保険業界向けBPOサービス、損害保険業界向けBPOサービスを提供しております。ぜひ、お気軽にご相談ください。お問い合わせは、<こちら>。