保険業界ニュース
2023.07.07
「ケーブルあんしん補償保険」の提供スタート
三井住友海上火災保険株式会社は、九州電力株式会社の自家用構内ケーブル診断サービス「PDLOOK(パドルック)」の 診断結果に基づいてケーブル交換費用などを補償する「ケーブルあんしん補償保険」の提供を7月6日からスタートしました。 三井住友海上と九州電力の2社は電気設備の予防・保全に関して協業しており、今回の保険が誕生しました。
九州電力は2022年8月から遠隔でケーブルの劣化状況を監視・把握できる「PDLOOK」のサービスを提供を始めました。サービスが利用される中で、ケーブルの劣化状況を把握できてもケーブル交換にかかる労力・費用が大きいことで設備更新まで手が回らないケースがありました。
そこで「PDLOOK」の診断結果に応じてケーブル交換費用などの一部を保険金として支払う「ケーブルあんしん補償保険」を新設しました。この保険で早期の設備更新を促し、ケーブルの劣化による停電・火災事故のリスクを低減する狙いがあります。