保険業界ニュース
2024年09月
2024.09.30
アフラック、生成AI活用の代理店向け業務支援システム本格運用を開始
アフラック生命保険株式会社(以下、アフラック)は、アフラックの販売代理店向けに開発した生成AIを活用した業務支援システムの本格運用を開始しました。
本システムは、「文章作成サポート機能」「資料検索機能」の2つの機能を持ち、「資料検索機能」では
生成AIに代理店向けポータルサイト内の情報を参照させることで、アフラック社固有の情報に関する
回答の生成を実現したという。
これにより、代理店の事務作業・検索業務を効率化し、お客様へのさらなる価値提供を行うための時間を創出していくとしている。
TMJのサービス一例
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2024.09.23
第一生命、Sakana AIに投資で日本発次世代型基盤モデル開発を後押し
第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は、生成AIの高度化・社会実装に向けて次世代の基盤モデル
開発を行う国内スタートアップ企業であるSakana AI 株式会社(以下、Sakana AI)に投資を実施しま
した。
Sakana AIは、2024年3月には大規模言語モデル(LLM)を含む複数の基盤モデルの統合を自動化する
方法を開発し、6月には、LLMを使ってLLMをより効率的にトレーニングする方法を発見しました。
さらに8月には「AIサイエンティスト」というLLMを用いて「研究開発プロセスそのものを自動化する」
という革新的な技術を実現したという。
NVIDIAのような世界的企業に加え、日本では第一生命のほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ、
三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループという日本を代表する銀行グループ、さらには、NEC、
SBIグループ、第一生命、伊藤忠グループ、KDDI、富士通、野村ホールディングスなど各業界のリーディングカンパニーがSakana AIのその高い技術力と革新的なモデル開発手法の活用に期待しています。
TMJのサービス一例
2024.09.16
ジェネシス、AI利用状況に関する調査結果発表。日本企業が重視する事とは?
ジェネシスクラウドサービス株式会社(以下、ジェネシス)は、日本企業のCXにおけるAIの利用状況に関する調査結果を発表しました。
この調査から、日本企業の60%がすでにAIを導入しており、16.7%が導入を検討。導入を検討している日本企業では、顧客の感情を理解する生成AIの活用に重点を置いていることがわかりました。
CXにAIを導入している企業の86.4%が「(AIを)効果的に活用している」と回答しており、各社のビジネス目標の達成の背景には、AIの利活用が深く関わっていることがわかります。
AIに対する期待としては、
「応答時間の短縮や迅速なサービス提供(54.7%)」
「24/7のサービス提供およびセルフサービスオプションの拡充(51%)」
などCX業務の効率化を利点として挙げているのに対し、
生成AIに対する最も高い期待は、
「顧客理解の向上(54.7%)」であり、
「顧客対応などの自動化(41%)」を大きく上回る結果となっています。
企業は生成AIの活用をきっかけに、
顧客の感情を正確に理解し、よりパーソナライズされた体験を提供するためのAI活用にシフトする
可能性があると言えそうです。
<調査概要>
調査方法:調査会社によるアンケート調査
調査期間:2024年6月
対象者 :社員数が500人以上、係長以上の意思決定者300名
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2024.09.16
住友生命、営業職員レベル底上げのためAI顧客情報管理システム導入へ
住友生命保険相互会社は、お客さまに提供する価値向上、業務運営の高度化、
営業職員の活動・教育・働きがいの向上等を目的とし、2021年8月よりCVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」から出資する株式会社エクサウィザーズと共同でAIを活用した営業職員体制の
進化プロジェクトを進めてきました。
今回、その一環としてAIを活用した営業職員の顧客情報管理システム(以下、本システム)の運用を
11月25日から全営業職員約3万人を対象に開始します。
<本システムの機能により可能となる事項>
・データ活用による営業職員のお客さま対応サポート
・お客さまとのコミュニケーションのアドバイス
・お礼状文面の作成
・各拠点における均質な指導
上司にも適時適切な情報が共有されるとともにAIのサポートにより、日次指導に加え客観的で標準的な営業活動指導も補完され、育成指導レベルの底上げが期待できるとのことです。
出典:住友生命保険相互会社
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2024.09.09
ネオファースト生命、コスパ・タイパ意識を調査。コスパを求めるもの1位は?
第一生命グループの一員であるネオファースト生命保険株式会社は、コストパフォーマンス(費用対効果、以下「コスパ」)とタイムパフォーマンス(時間効率、以下「タイパ」)をテーマに、全国の20~60代の男女合計3,000名を対象にした意識調査を実施しました。
調査の結果、コスパに関する意識では、全体の64.1%が商品・サービス購入時にコスパを意識。
お金をかけているものは、全世代で「食事」が1位になりました。
一方、全体の48.0%が「お金にまつわる悩みがある」と回答しており、そのうち相談相手がいないと
回答した人が約半数にも及ぶことが判明しました。
また、タイパに関する意識では、タイパを意識している割合が全体の約3割弱にとどまるという結果と
なりました。タイパでできた時間の活用方法については「睡眠」「動画視聴」が高スコアとなり、
世代を問わず、睡眠は重視しつつも、時間の活用方法は多様化が進む結果となったようです。
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2024.09.02
チューリッヒ生命、生成AI型 応対記録自動作成システム導入で業務効率化実現
チューリッヒ生命保険株式会社と株式会社Co-TechLabは、生成AIを活用した「応対記録作成の自動化
システム」を開発し、導入を開始しました。
本システムは通話音声データをテキスト化し、さらに要約を行うもので、従来スタッフが手動で行って
いた応対記録作成の時間を大幅に短縮。これにより、通話内容の要約が自動生成され、業務工程の改善
とコールセンターの運営効率が向上するという。
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