保険業界ニュース

公益財団法人 生保文化センターは、「2025（令和7）年度生活保障に関する調査（速報版）」を公表しました。
この調査は、3年ごとに全国（400地点）18歳から79歳の男女個人を対象に実施し、人々の生活保障意識や生命保険の加入状況をはじめとした生活保障の準備状況を時系列で把握することを目的としています。

今回の主な調査結果（一部抜粋）は以下のとおりです。

■生活設計と生活保障意識
　1）自分自身や家族の将来のために、生活設計を立てている人は約4割
　2）想定される将来のライフイベントは「老後生活の充実」が最も高い
　3）生活保障に対する不安の割合は医療保障、介護保障、老後保障で高い
　4）自助努力による経済的準備は、「準備している」が老後保障で約7割、
　　  介護保障で６割弱と前回と比べ増加
　5）生活保障準備は老後保障と介護保障で「充足感なし」が６割超、
　　  医療保障と死亡保障は前回から増加

その他、 「医療保障・介護保障・老後保障・死亡保障・生命保険の加入状況・直近加入契約の状況と今後の加入意向」などのカテゴリ別に調査結果が公表されています。
※詳細については、以下リンクよりご確認ください。

出典：「2025（令和7）年度生活保障に関する調査」
　　　　→　プレスリリース版
　　　　→　全集計結果を掲載した速報版

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三井住友海上火災保険株式会社と株式会社enstemは、専用スマートウォッチで取得する生体データを分析することで、ドライバーや現場作業員の体調異変等を常時把握し、自動車事故や労災事故を未然に防ぐ サービスを10月17日から提供開始しました。

両社は本サービスを通じて、社会生活の維持に欠かせない貨物・旅客運送業や製造・建設・倉庫業などの安全な労働環境整備を支援するとともに、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。

出典：三井住友海上火災保険株式会社

ジブラルタ生命保険株式会社は、全国の20歳～29歳の男女4,700名（男性2,350名 女性2,350名）を対象に、「20代の意識・実態調査2025」をインターネットリサーチで実施し、集計結果を公開しました。（調査協力会社：ネットエイジア株式会社）

本調査は、「年上の世代に言われてなんのことだかわからなかった言葉」という世代間ギャップに関する設問のほか、お金・仕事・ライフスタイルに関する意識調査なども含む調査となります。

「20 代にとって対話型AIとは？」という設問では、男女とも
1位「便利」
2位「質問・相談相手」
3位「暇つぶし相手」
となっており、AIは情報を得るといった有用な存在だけでなく、気晴らしができるような存在ととらえている人も多いという結果となっています。
※詳細については、以下リンクよりご確認ください。

出典：ジブラルタ生命保険株式会社「20代の意識・実態調査2025」

FWD生命保険株式会社（以下、FWD生命）は、保険申込における医務査定業務のさらなる効率化と品質向上を目的として、生成AI（Generative AI）を活用した「AIによる医務査定サポート」機能を導入しました。

FWD生命は、最新OCR技術および生成AIを搭載したマルチエージェントアーキテクチャを基盤とした本システムの導入により、RAGやWeb検索、過去の査定データベースを統合した高度な査定支援を実現。
医務査定に要する時間を平均30%短縮することに成功しており、今後は生成AIモデルのさらなる成熟を図り、50%以上の業務効率化を目指すとしています。

出典： FWD生命保険株式会社

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