保険業界ニュース

2024.07.01

あいおいニッセイ同和損保、AI活用で地震危険度指標化プログラムを開発

MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、国立大学法人広島大学(以下、広島大学)および、一般社団法人レトロフィットジャパン(以下、レトロフィットジャパン)との共同研究により、地盤と建物の地震危険度(地盤リスク・共振
リスク)指標化プログラムを開発しました。

近年、毎年のように大規模な地震による災害が発生し、甚大な被害が発生しています。
地震による被害を軽減するためには、リスクに応じた備えが必要となります。これらのリスクを評価するうえで、建物がどのような地盤の上に建築されているのか、建物が地震時に共振しやすいかどうかを把握することが重要となります。しかし、調査には膨大な予算、人手、時間を要するため、詳細に把握することは困難でした。
そこであいおいニッセイ同和損保は、広島大学およびレトロフィットジャパンとともに、微動と呼ばれる微小な振動を計測し、AI技術に基づく地盤の揺れやすさの推定や、建物の共振しやすさを評価する技術を開発しました。

今後は、この技術を応用し、地盤や建物の地震危険度の簡易評価サービスの展開を2025年度中に開始していく予定です。


出典:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社


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