保険業界ニュース
2023年11月
2023.11.28
フコク生命あんしん健康相談ダイヤル、サービス拡充へ
富国生命保険相互会社は、12月1日より「フコク生命あんしん健康相談ダイヤル」のサービス内容を拡充することを発表しました。
本サービスでは、「電話相談サービス」や「メンタルヘルスカウンセリングサービス」を提供してきましたが、新たに「ベストドクターズ®・ サービス(ファインド・ベスト・ドック™)」が追加されます。
新サービスでは、重い疾患を患った場合、専門医の中からお客様に合わせて医師を紹介します。 現在の治療方法と異なる治療方法の選択やセカンドオピニオンの取得が可能となります。 サービスの拡充を通して、お客様へのサービス向上を目指しています。
出典:富国生命保険相互会社
TMJのサービス一例
2023.11.27
損保ジャパンとSOMPOリスク、宇宙ビジネス支援サービス提供へ
損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)とSOMPOリスクマネジメント株式会社(以下、SOMPOリスク)は、11月22日に宇宙ビジネス支援サービスの提供をスタートすることを発表しました。
本サービスでは、小型人工衛星開発時のコンサルティングをメインとし、
・設計や製造などの専門知識を要する技術面での相談
・衛星開発プロジェクトなどにおけるリスクの現状分析・課題の抽出
・リスク対策の提案と実行支援
の3つに取り組む予定です。
損保ジャパンとSOMPOリスクは、本サービスをはじめとする宇宙ビジネス支援サービスに取り組むことで、「安心・安全・健康のテーマパークにより、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」という「SOMPOのパーパス」を実現する狙いがあります。
出典:損害保険ジャパン株式会社
TMJのサービス一例
2023.11.22
あいおいニッセイ同和損保、AI活用した橋梁点検サポートツール、共同開発へ
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)と静岡県裾野市は、AIを活用した橋梁点検サポートツールの共同開発を11月よりスタートします。
共同開発する橋梁点検サポートツールでは、
・橋梁の損傷状態の検知と数値化
・橋梁の健全性の自動判定
の2つの機能が搭載される予定です。
インフラの老朽化という社会課題に対して、AIを活用することで、橋梁の点検業務の効率化や高度化につなげることが期待されています。そして、2025年1月より全国の自治体に展開される予定です。
TMJのサービス一例
2023.11.20
楽天保険グループ、生損保一体型基幹システムを構築へ
楽天インシュアランスホールディングス株式会社・楽天生命保険株式会社・楽天損害保険株式会社・楽天インシュアランスプランニング株式会社の4社は、生損保一体型基幹システムの構築に着手したことを発表しました。
生損保一体型基幹システムの構築を通して、以下3点の狙いがあります。
・システム機能やデータを生損保で共通化することで、新商品やサービスの開発に必要な手間や工数を大幅に削減し、新商品をより早くお客様にお届け
・生損保の垣根を超えたワンストップサービスの提供を実現することで、複雑な手続きをサポートし、お客様の手間を最小限にとどめ、先進的な顧客体験を提供
・「Rakuten One Cloud」の最新技術をフル活用し、セキュリティの強化とコスト効率の向上を目指す
出典:楽天損害保険株式会社
TMJのサービス一例
2023.11.15
生保協会・損保協会・生保文化センター「保険教育に関する包括連携協定」を締結
一般社団法人生命保険協会・一般社団法人日本損害保険協会・公益財団法人生命保険文化センターの3団体は、「保険教育に関する包括連携協定」を11月13日に締結しました。
具体的には、以下5つの事項の連携・協力を強める予定です。
・保険教育に係る教材
・コンテンツの作成
・学校等への講師派遣
・学校教育支援
・金融経済教育推進機構
・その他、保険教育、金融経済教育
本協定を通して、現在実施している生損保業界協働での教育活動を拡充することで、国民の保険分野における金融リテラシー向上を図る狙いがあります。
TMJのサービス一例
2023.11.14
損保会社初、サイバー被害防止に向けてあいおいニッセイ同和損保と警察庁で協定
警察庁サイバー警察局とあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ同和損保)は、サイバー攻撃による被害の未然防止や拡大防止に向けて、11月10日に連携協定を締結しました。
警察庁サイバー警察局が損害保険会社とサイバー攻撃に関する対処を目的として連携協定を結ぶのは、損害保険会社で初めてとなります。
・被害の未然防止
注意喚起ツールの共同制作やセミナーの開催
・被害発生時の警察への通報・相談促進
サイバー保険の補償対応時に警察への通報・相談をあいおいニッセイ同和損保より推奨
の2つの取り組みが実施される予定です。
TMJのサービス一例
2023.11.13
東京海上レジリエンス株式会社、設立
東京海上ホールディングス株式会社は、11月10日に100%子会社として防災・減災事業を担う東京海上レジリエンス株式会社(以下、東京海上レジリエンス」)を設立したことを発表しました。
東京海上レジリエンスは、これまで東京海上日動火災保険株式会社が保険事業で蓄積してきたデータやノウハウを活用し、東京海上グループのデータ中核機能やリスクコンサルティングを担う東京海上ディーアール株式会社と連携し、ソリューションの企画・開発・提供を行います。
また、
・産官学データ連携事業を展開する、I-レジリエンス株式会社
・機械学習・深層学習領域のリスクアルゴリズム事業を展開する、株式会社 AlgoNaut
など異業種で防災・減災のノウハウを有する様々な外部パートナーと連携することで、保険とリスクソリューションを一体化させた独自のサービスをより機動的に提供することが期待されています。
TMJのサービス一例
2023.11.13
第一生命、英国YuLife社のWell-being事業モデルのトライアルを日本でスタート
第一生命ホールディングス株式会社(以下、第一生命)とYuLife Limited (以下、YuLife 社)は、YuLife 社が提供する Well-being(※) 事業モデルのトライアルを日本でスタートしたことを10月30日に発表しました。
YuLife社は、第一生命が出資した英国のインシュアテックスタートアップ企業で、今回が2社の共同取り組みの第一弾です。
YuLife社の提供サービスは英国や米国などですでに多くの企業が導入しています。本トライアルでは、このYuLife社のサービスを社内外のトライアル対象者が約6か月間利用することができます。
・従業員の福利厚生
・Well-being
・会社へのエンゲージメント
を1つのプラットフォームで実現するYuLife社のアプリを提供し、Well-being 向上に向けたユーザーの行動変容を検証する予定です。
※Well-being: WHOが「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的、精神的、社会的、すべてが満たされた状態にあること。(日本WHO協会訳)」と定義したもの。従来は、医療や福祉の世界で重要視されてきた考え方ですが、昨今ビジネスの世界でも生産性・効率性向上の観点から注目されています。
TMJの関連記事
TMJのサービス一例
2023.11.13
第一生命、生成AI活用に向けて「exaBase Studio」を導入
第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は、生成AIの安全かつ効率的な活用に向けて、株式会社エクサウィザーズ(以下、エクサウィザーズ」)が提供する 「exaBase Studio」 を導入し、AI活用プラットフォームの構築に着手したことを発表しました。
「exaBase Studio」を活用した実証実験では、
・レポート作成
・書類のひな形生成
などの業務を効率的かつ高度化する仕組みの構築に取り組み、社内でのさらなる活用を段階的に進めていく予定です。
本取り組みを通して、約 50%の開発生産性向上が見込まれています。
出典:第一生命保険株式会社
TMJのサービス一例
2023.11.10
SBI損保、AI活用でがん保険に興味のある方向けにDM(はがき)を配信
SBI損害保険株式会社(以下、SBI損保)は、三井住友カード株式会社(以下、三井住友カード)と協業し、2023年11月から三井住友カードの会員様でがん保険に関心のある方を対象にAIを活用したダイレクトメールの配信(はがき)を行う予定です。
2023年8月に一部の三井住友カードの会員様へSBI損保のがん保険のダイレクトメール配信(Eメール)を実施しました。その中で、資料請求や成約手続きなどWEBサイト上でポジティブな行動のあったお客様をベースにAIの機械学習を活用し、がん保険に興味をもっていただけるお客様の予測モデルを作成しました。
本取り組みでは、作成された予測モデルをダイレクトメール配信(はがき)に活用することでSBI損保のがん保険に関心の高いお客様へ案内することでお客様により満足いただけるサービスを提供できることが期待されています。
出典:SBI損害保険株式会社
TMJのサービス一例
- 1 / 2
- 次のページ »