保険業界ニュース

2024年06月

2024.06.24

SBIいきいき少額短期保険、ペット保険の保険金支払にAI導入で自動査定

SBIいきいき少額短期保険株式会社(以下、SBIいきいき少短)は、ペット保険の保険金支払査定に
AIを導入し、保険金支払の自動査定(以下、本AI査定)を開始しました。

開始済みの新契約引受査定のAI化(2023年8月9日発表プレスリリース)に続く、保険中核業務に
おけるDX化の第二弾となります。
本AI査定は、DataRobot, Inc. および 株式会社シナモン(以下、シナモン社)との協業により実現
しました。

非定型帳票の読み取りを高精度でおこなうシナモン社のAI-OCR(Flax Scanner)を活用し、動物病院
ごとに全く異なる形式で発行される診療明細書のテキストデータ化を実現。同時に、過去の保険金支払
査定とその結果データをAIに学習させることで、保険金支払査定の予測AIモデルを構築。
これらを組み合わせることで、診療明細書の形式に関わらず全診療項目を正確にテキストデータ化し、
わずか数秒で自動査定するという態勢の構築に成功しました。

本AI査定の導入は、経営への貢献も非常に大きなものになるということに加え、担当者のスキルレベル
の均質化につながることから、業務品質の向上ならびに業務継続性の強化にも寄与し、お客さま満足度
のさらなる向上にもつながると期待されています。


出典:SBIいきいき少額短期保険株式会社


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2024.06.17

損保ジャパンとAI教習所、安心で安全な運転のための「運転の人間ドック」 共同で開発へ

損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)とAI教習所株式会社(以下、AI教習所)は、
高齢ドライバーやペーパードライバーの増加、物流・運送業界におけるドライバー不足、移動弱者の増加といった、社会やライフスタイルの変化に起因する新たな交通問題に対応するため、共同研究契約を締結しました。

自動運転技術と AI を活用して、より質の高い運転教育を目指すAI教習所と、テレマティクス技術を活用した安全運転支援サービスを展開する損保ジャパンは、複合視点による運転評価に基づき、高齢者を含む個人や、物流・運送業界等の法人ドライバーの運転寿命延伸や安心・安全な運転ができる環境を構築することを目指す、「運転の人間ドック」構想の実現に向けた実証実験計画の策定・実行を共同で行います。

両社は今後さらなるパートナー連携を進め、データやノウハウを共有し、ドライバーの安全運転を支援する、より精度の高い診断手法と行動変容へ繋がる効果的なトレーニング手法の開発を行うことで、安心で安全な運転継続を促すエコシステムの形成を目指すという。


出典:損害保険ジャパン株式会社



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保険金請求書類の
ペーパーレス化

2024.06.10

第一生命、生成AI活用チャットサービス「ICHI-to-Chat」ビジネス実証実施

第一生命保険株式会社(以下、第一生命)は、お客さまの体験の変革を目指し、2022年4月からAIと
ゆるく雑談できるチャットサービス「ICHI-to-Chat」の開発を試験的に行っております。
2023年6月からは一部のお客さまに向けてビジネス実証を開始していましたが、
今回新たに2024年5月16日から6月6日の期間に、第一生命LINE公式アカウントを通して、約1万人の方を対象にビジネス実証を実施しました。

「ICHI-to-Chat」は、お茶目な第一生命の新人生涯設計デザイナー「ICHI」とゆるく雑談しながら、
自然と将来のことや必要な備えを考えるきっかけを得られるチャットサービスです。
保険自体になじみのない方や、忙しくて検討をする時間が持てない方などに、ご自身に必要な備えを
考えるきっかけを日常に寄り添った形でお届けしたい、というコンセプトのもと、開発されたサービスとなります。

今回のビジネス実証では、参加者の約7割が ICHI との会話に「満足」「やや満足」と回答。
第一生命は本実証により得られたご意見・知見を活かし、今後もお客さまとの最適なコミュニケーションの形を追求していくとのこと。


出典:第一生命保険株式会社



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2024.06.03

三井住友海上、事故対応に生成AIの文章要約技術を導入へ

MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(以下、三井住友海上)と
日本電気株式会社(以下、NEC)は、事故対応業務におけるお客さま等との通話内容を自動でテキスト化し、生成AIにより要約するシステムを開発しました。
一部の保険金お支払センターで先行導入を開始しており、2024年内に三井住友海上の全国のセンターへの導入を目指すとのこと。

三井住友海上は、NECがお客さまとともに生成AIの活用促進を目指す「NEC Generative AI Advanced Customer Program」に参画しており、本プログラムを通じて、より損害保険業界に特化したLLMの導入等も検討しています。

両社は、最先端の生成AI技術を活用することで、業務プロセスを変革し、生産性向上と新たな提供価値の創造に取り組んでいく予定です。


出典:三井住友海上火災保険株式会社



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